Canada

2004

太平洋から大西洋への旅

カナダの最東端、北米で一番ヨーロッパに近いニューファンドランド島は日本の本州の約半分の大きな島である。その主都セント・ジョンズにあるセント・マイケルズ版画工房は港に面していて、その2階の窓からいつも港を見ながら海の底にある谷間の風景や魚たちの住む世界を想像して10点の銅版画を制作した。

St. Michael’s print shop and the Atlantic Ocian (2004)

僕が滞在した5月末から6月の最初の3週間は風と雨の日々だったので、それをテーマに染色を使ってアクリル版の上に描き、モノタイプ版画32枚を楮和紙に刷った。

This was my favourite spot to sit and work in the print shop.

全部で5週間の滞在だったけれど12人のアーティストのアトリエを訪問することができ、セント・ジョンズが豊かな文化の地であることを知らされた。いつも6月にシシャモの大群が海岸に押し寄せて来てバケツで汲み取ることができるのだが、僕らが行った時は残念ながら来てくれなかった。シシャモのバーベキュー大会は次回におあずけになった。

Fjord-like landscape.

プロジェクト

(1-9) The sea valley, 2004,  etching and chine-collé, 4 5/8″ x 6 5/8″

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旅のルート

Route:  Vancouver > St. John’s  (via Toronto)

作品

版画

絵画

墨絵

ファブリック

インスタレーション

ドローイング

アートと旅

インド 1997

メキシコ 1992

カナダ 2004

1000日のプラン

ミャンマー 2012 & 2019 

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